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スポーツ観戦は大好き。でもカラダを動かすのは嫌い。だからスポーツビジョンは関係ない
と そう思っている人も無意識のうちにスポーツビジョンを使っている。
例えば「読書」。本を読む時動くのは、頭でなく眼である。そこには眼球運動が発揮されている。眼の動きが悪い人は、同じ行を何度も呼んだり、読むべき次の行を飛ばしたりする。
戦闘機は、レーダーで広い視野から目標物を発見し、そこにミサイルの照準をセットしようとする。それと同じことを眼もやっている。視線をパッと移して対象物に合わせる動きだ。これは跳躍性運動と名付けられ、読書では行から行へ移るときに発揮されている。
跳躍性運動は、目標を視野の中心で捉えようとする動きである。
人間の眼は、網膜の中心部ほど視力に優れている。そこから離れるに従って物の形を判別する形態視の能力は落ちていく。だからどうしても視野の中心で対象を捉えておく必要がある。
眼球運動はスポーツのパフォーマンスにとても大事だ。
眼球運動がうまくいかないと、頭が動いて目標を追ってしまう。が、頭部が動くと、姿勢は安定しない(頭は重いのでカラダのバランスに与える影響も大きく、フォームだって崩れる)。
加えて注目したいのは、眼の方が頭よりも早く動くということ。つまり眼球運動の素早さは、頭部の比ではない。故に、眼で目標を追う能力が高ければ、頭ごと動かしている人に比べてそれだけ速く目標を捕まえられる。
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