人間の眼は
中心
と
周辺
という2つの視野をもっている。
・
中心視野
…
視線を中心にした約20度の範囲をいう。
そこでは物の形を細部にわたって判別したり色を認識したりできる
・
周辺視野
…
中心視野から外れた上下130度、左右180度のエリアである。当エリアは見えてはいるが物の形はぼんやりして、色もあまりわからない。ところが、
移動する対象や点滅する光のように時間的に変化する物に対しては中心視野より優れた力を発揮する。
役 目
周辺視野
中心視野
視界全域の中からまずうごくものを見つけだす
その物が何なのか、はっきり識別すること
どちらが欠けても人間の眼は情報を正確に集められない
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もっぱら注目されてきたのは
中心視野であるが・・・
時間的に変化する対象ばかりを相手にしているスポーツでは
周辺視野
の方が大きな働きをすることが多い
例
NBA プロバスケットボールの一流選手達は、ゴール前の選手達の動きをスローモーションで再生してみるとゴールに視線を向けつつ、ディフェンスをかわし、味方に正確なパスを出す動きがはっきり見える。
あるいは牽制球がうまい野球のピッチャーも周辺視野でのランナーの動きを察知しているのかも知れない。
周辺視野を制限すると、方向性や距離感などのスポーツパフォーマンスが低下することは、実験でも確認されている。
又、両眼の外側を紙などでふさぎ、片足立ちをしてみると、ほとんどまともに立てないことがわかる。人間は周辺視野からの情報があってはじめてカラダのバランスを保てるのである。
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